INTERVIEW
先輩社員インタビュー
INTERVIEW #33
人財育成の基盤づくりに尽力
メカニック 主任 2021年中途入社 40代 男性
クレタに入社した理由を教えてください
前職は大手自動車メーカーのディーラーに勤めていました。整備士として仕事の楽しさを学び、その後営業も経験しましたが、メーカーから表彰を受け、目標を達成できたのを機に、また整備士に戻りたいと思うようになりました。13年間勤めた会社を離れ、別メーカーに転職。そこでは整備士から店舗責任者まで務めました。仕事の厳しさを学びながらもステップアップできたのは、上を目指したいというモチベーションがあったからです。ですが、大きな組織ではなかなか自分の意見が通らない部分が多く、将来的なことを考えて転職を決意しました。
退職後仕事探しをしていたとき、ホームページからクレタという会社を知りました。私自身、今後軽自動車のシェアはもっと増えていくと思っているので、クレタが掲げる「軽自動車で北海道を元気に」という理念に大変共感を覚えました。面接を受けたときが印象的で、本来30分程度で終わるところ2時間半かかりました(笑)。私の話しを丁寧に聞いてくださり、期待していただけているというのが伝わりました。良い会社だなと思ったのと同時に、前職で得たものを発揮して、会社の成長と発展に貢献できたらと思いました。入社してみて、社員同士和気あいあいとしたアットホームな雰囲気が魅力の会社だと感じています。
普段の仕事を教えてください
整備主任として仕事をしながら、従業員の育成に力を注いでいます。というのも、入社してから育成関係のシステムが不十分だと感じ、会社に提案させていただきました。将来的に人財が育たないことは非常に大きな問題です。今は前職で培った経験を活かし、職場環境を整える教育制度作りに尽力しています。
具体的には入社1年目の新人整備士を対象にした月1回の研修、技術やサービス向上につながる当社独自の検定制度を設け、ステップアップできる新たな仕組みを作っています。今まではこのような検定がなかったため目標が不透明だったと思います。これを機に、従業員が自主的に勉強する気になってもらえたらうれしいです。そしてこの制度を引き継いでくれる人財が育つことを期待しています。
やりがいを感じるのはどんな時ですか?
お客様からお問い合わせいただいた内容が、新人研修で学んだことと同じで、自信を持って対応できたと喜ばれた経験があります。私が身に付けた知識と経験を後輩に教え、それを実践に使ってもらえるとやりがいを感じますね。年齢的には息子や娘みたいな後輩ですが、仲良くさせてもらっています(笑)。
仕事をする上で、仲間とコミュニケーションを取ることは大切です。コミュニケーションがうまく取れなければ、良い仕事はできません。厳しいことを言うこともありますが、プライベートでは楽しい時間を共有しています。仕事とプライベートでメリハリを付け、信頼関係を築いていけたらと思っています。
働いていて一番印象に残っているエピソードを教えてください
営業部長と面談した際、社内の育成制度がないことを聞き、将来的に導入しませんかと提案しました。自分が考案した育成制度を会社に認めてもらい、実現に向けてすぐに動いてくれたことがうれしかったです。
前職の経験を活かしながら、なるべく実務に近い内容で資料を作っています。知識ベースにならず、現場で対応するときにギャップを感じない検定にしたいと思っています。テキストを渡してまずは自己学習してもらい、それに基づいて講習を行う。フロントスタッフにもオイル交換などの体験をしてもらい、エンジニアがやっていることを分かってもらう。理解が深まるとコミュニケーションも取りやすくなりますよね。みんながレベルアップしたらうれしいです。
何かを変えるというのは大変なことで、たくさんの資料を用意しても結果につながらないことは多々あります。クレタはやりたいことを明確に伝えたら応えてくれる会社だと思います。やりがいもありますし、楽しいですね。
これから自分自身が目指していきたい目標や夢を教えてください
当社のサービスはまだまだ基盤ができていないので、強めていきたいと思っています。今後整備士が不足する可能性も考えられるので、育成制度をきちんと導入し、浸透させるのが第一のステップになります。いずれはサービスの責任者を目指し、社員が働きやすく、お客様から愛されるサービス部門を作っていきたいです。
また、数字に強い会社を作っていきたいです。クレタには100億円企業になるという目標がありますが、そこに近づくためには会社が求める数字を皆が理解して、社員一丸となって進む必要があります。お客様の満足度を上げるためにはまず従業員の満足度を向上させなければいけません。その観点からも人財育成は不可欠だと考えています。