INTERVIEW
先輩社員インタビュー
INTERVIEW #14
技を極めてプロフェッショナルな塗装職人を目指す
鈑金/塗装 2019年新卒入社 20代 男性
クレタに入社した理由を教えてください
父親の影響で子どもの頃から車に興味があり、将来的には自動車業界で働きたいと思っていました。専門知識を学べる短大に進学する道もありましたが、途中で気持ちが変わるかもしれないですし、就職先の幅を広げたいと思い、四年制大学に進学することにしました。結果的には気持ちが変わることもなく、車業界に絞って就活を進めることになったのですが(笑)。
クレタとの出会いは大学で開催された合同説明会でした。他にも気になる会社がありましたが、四大卒は営業やフロント業務に回ることが多いと聞き、塗装作業に興味があった自分としては、整備士として活躍する道があるクレタに一番魅力を感じ入社を決めました。「塗装がやりたい」という気持ちで入社し、希望する部署で仕事ができていることに喜びを感じています。
普段の仕事を教えてください
納車洗車と塗装業務をしています。また、小さなキズ程度の鈑金修理も担当しています。入社して半年は納車洗車が中心でした。一台一台丁寧に仕上げるので、軽自動車でも1時間くらいかかりましたね。普通車だとより労力も使います。配属先はベテラン社員が多く、先輩たちが塗装する背中を見て、自分が仕事を任されたときのイメージを膨らませました。元々粘り強い性格なので、最後まで責任持ってやり抜こうという気力で下積み時代も乗り切れました。
塗装はまず見えない所や目立たない所から慣れ、経験を積んでいきました。写真を撮って前後を比べながら、誤差がないように仕上げていきます。本当は塗らなくても良いところを塗ってしまったり、失敗したこともありましたね(笑)。技術を磨き、見える部分も任せていただけるようになるまで約3年かかりました。工場には毎月少なくとも80台前後のお車が入庫されます。お客様一人一人に満足いただけるよう、丁寧な仕事を心掛けたいと思っています。
やりがいを感じるのはどんな時ですか?
やはり塗装をきれいに仕上げることができたときですね。外装パーツはもちろん、その他のパーツもきれいに塗れたときはやりがいを感じます。以前、外部から講師を招いて塗装講習をしていただきました。改めて道具の使い方などの基本を教わり、アドバイスをもらえたことがスキルアップにつながっていると感じています。
色の調合はとても難しく、微妙な違いを見分けて自分の目や感覚で判断しなければいけません。車好きのお客様は細かなところも見逃さないので、塗装した部分が分からないと言われるクオリティに仕上げられるよう、細心の注意を払って作業しています。
働いていて一番印象に残っているエピソードを教えてください
年2回開催される感謝祭が印象深いです。日頃クレタをご愛顧いただいているお客様に、ご来場特典として焼きそばや焼き鳥が無料で振る舞われたり、抽選会で賞品が当たるなど、盛りだくさんな内容の感謝イベントになっています。この日は部署問わず店舗全体が協力し合って動くので、普段なかなか味わえない一体感を感じられて楽しいです。1年目のときは駐車場のご誘導からお客様のご用件を聞き、店内にご案内する担当をしました。お客様に直接お会いする機会が少ない部署にいるので不安でしたが、接客時の声掛けなどを先輩に聞いて対応しました。みんなで何かを作ることの喜びや、チームで動くことの大切さを実感できるのが良いなと思いますね。
これから自分自身が目指していきたい目標や夢を教えてください
先輩のように1台塗装を任せてもらえるようになりたいです。今はまだ経験も浅く、先輩からのバトンを引き継いで作業している感じなので、自分でもしっかり1台仕上げられるよう腕を磨きたいです。現段階では理想像の70%くらいまで到達できたかなと思っています。先輩の職人技を注意深く観察して、足りない所を補っていきたいです。まずは仕事に慣れるためにもどんどん数をこなす。一人前になるにはまだ時間が掛かりますが、入社前から憧れていた塗装の仕事なので、技を極めてプロフェッショナルな職人になれるよう頑張ります。